2020.9.22 火曜日
アーユルヴェーダな生活とは
病気を診ずに病人を診る
アーユルヴェーダは病気の原因を取り除く総合医学体系です
これがアーユルヴェーダの根本理論です。
通常、体調が悪くなって病院にいったら、症状を聞かれ、病名を聞き、薬をはじめとする治療がはじまります。
それが病気にフォーカスした治療をメインにした現代医学です。
アーユルヴェーダは未病を改善し、病気にさせない医学に主軸を置いているため、
「なぜその病気になったのか」という原因究明を徹底的に調べます。
そのことにより、未病で防ぐことができたり、または、再発防止にもつながります。
慢性疾患とは長きに渡りケアしなければいけないので、この原因を突き止めるアーユルヴェーダはのちの自身のケアに大変役立ちます。
病人を診ることは体全体を総合的に診ること
病気でなく、病人を診て原因を探るだけあり、その不調の原因は、遺伝的なものかもしれない、環境因子によるものかもしれない、メンタルからくるものかもしれない、食事からくるものかもしれない、など、不調の原因は沢山考えられます。
そのため、アーユルヴェーダでは、カウンセリング(問診)というのがとても重要度を増し、何が間違っていて不調が起きているかを突き止めます。
また、その原因がわかれば、それを正し、改善、再発防止に向けたセルフケア法のアドバイスも食事療法、ライフスタイルの勧め、ハーブ処方を通じて行います。
ですから、ちょっとした未病であれば、アーユルヴェーダの知識があれば、
自分でも健康マネジメントができるようになるのがアーユルヴェーダの特徴です。
自分はホームドクター
アーユルヴェーダには正しい生活法というのがあります。
それは5000年間もの間培われてきた知識で、毎日の日常の中で行います。
ディナチャリアというものです。
メディアを通じて沢山の健康情報が入ってくる中、健康法迷子になってはいませんか?
アーユルヴェーダでは、ブッダも悟りの境地を得るために行ってきた最高のメソッドがアーユルヴェーダの健康法です。
誰でも出来る簡単アーユルヴェーダ生活
何も修行僧のようにストイックな生活がアーユルヴェーダではありません。
誰でも毎日簡単に取り入れられるものがほとんどです
朝の日課
日の出の96分前に起きる
白湯を飲む
舌ごけを取る
ごま油のうがいをする
鼻に油を点鼻する
頭、耳、足の裏に油を塗ってオイルセルフマッサージまたは乾布摩擦をする
ヨーガや鼻呼吸でできる運動をする
昼の日課
食事の仕方は朝3:昼5:夜2とバランスを考えて食べる
お役目にかなった仕事をする
瞑想をする
夜の日課
お腹が鳴ったタイミングで消化によいものを食べる
月光欲をしながらヨーガ及び瞑想
オイルセルフマッサージ
体質別の睡眠(ヴァータ8 ピッタ7 カパ6時間睡眠)
とても簡単な健康法です。
このほかにも、ハーブ療法やスパイスを用いた食事療法、運動法なども付加されます
アーユルヴェーダでは体質を重んじる
誰でも同じ健康法や処方が効くとは限りません
だからこそ、遺伝的に考える体質論や、今はなんのバランスが崩れているかで(ドーシャバランス/VATA・ PITTA ・KAPHA)自分に適切な健康法をオーダーメイドで行います
だからこそ、健康法迷子の方には、わかりやすく効果のでやすい健康法であり、
やみくもに行う健康法よりロスがない方法になるのがアーユルヴェーダです
「自分が必要なものはなんなのか」を見極めることが、情報過多社会では大切な取捨選択としてのアーユルヴェーダの知識。
アーユルヴェーダで健康になってみませんか?
ウイルス共存時代には、免疫力の強化が大切です
でもみな同じ方法で効果がでるわけではありません。
自分がホームドクターとなるような、アーユルヴェーダの知識は一生の自分の健康を守る価値ある自己投資になるでしょう!
アーユルヴェーダビューティーカレッジ
学長 新倉亜希
■アーユルヴェーダ基礎コース
https://www.ayurveda-beauty-college.com/curriculum/#curriculum2
■アーユルヴェーダ相談&学校説明会(Zoom オンライン/無料)