2020.7.22 水曜日
少しでもメンタルを軽くする簡単な4つの習慣
アーユルヴェーダ式メンタルヘルス
私はアーユルヴェーダ実践をしながら、自分のメンタルを調整しながら毎日を過ごしています。
アーユルヴェーダでは特にメンタルのアンバランスから、肉体への症状に移行し病気をもたらす事も考えられているので、日常的な“気持ちの有り方“には気をつけています。
例えば、人間は反応する生き物ですから、何かあった時に反応してしまうのは仕方ない。ただ、10分以上考えて、自分1人の力で状況が変えられないものは思考から手放すようにしています。
座禅の考え方と同じです。
〜少しでもメンタルを軽くする簡単な4つの習慣〜
1.日の出前におきる
アーユルヴェーダではサットヴァという言葉があり、心の性質を表す言葉だが、もっとも清らかな心になる状態をさし、日の出前に起きる事で、自動的に自然の摂理によって心が軽くなる時間。
自然と心が軽くなり、酸素濃度も濃い時間で頭もスッキリし、自然の摂理のみの力で、自身のベストコンディションが手に入れられる黄金時間。
動物も早起きしているのもそう。
2.米をきちんと食べる
米は、何よりも純質な性質を持ち、食べてからすぐに2時間程で、
心と身体のエネルギーになる。
米抜きをする人は心も身体も消耗しやすく、メンタルエネルギーも少ない。米はメンタルの処方箋
3 .縁起の良いものを観て拝む
アーユルヴェーダでは、医学の神さまのダンヴァンタリ神やガネーシャを拝んだりするが、おめでたい、ありがたいものに、目を向けて、毎日拝む習慣をもつ。吉祥物は良いエネルギーを放っているので、枯渇したメンタルエネルギーをチャージしてくれます。また、毎日の心のリセットや、ここぞと言う時の神頼みのように、頼れる何かを日常習慣にもつとよいですね。
4.22時までに寝る
悩みがあれば寝付けないのは当たり前のこと。
それを頑張って無理に寝ようと努力すると、余計にイライラしたり、悪夢をみたり、眠れない自分に不安になったり。
実は22時までにベッドに入ると、自然の摂理で眠くなってしまいます。
18〜22時と言うのは、もっともheavyな時間で、心も身体も重くなり思考もゆっくりになり、横になれば自然と寝入ってしまう魔法の時間。
朝早くに起床するためにも、身体が自然と寝つきやすい時間に就寝すると、寝ている間に心身がリセットされ、心の充電もできるはず。
このように小さな4つの習慣で、メンタルヘルスがケアできるならぜひ実践してみませんか?
どんな健幸もメンタルバランスから始まります。肉体の鞘が元気でも、精神がバランスを崩してしまえば、肉体も朽ち果てます。
古代5000年前のもっと過酷なワイルドな時代を生きぬいてきた賢人の知恵でもあるアーユルヴェーダの習慣。
何も無かった時代に、薬にも頼らず身一つで生き抜いていくのに必要だったから生まれた実践的な知恵。
ぜひ、withコロナ時代には生かしたい知恵ですね。
アーユルヴェーダビューティーカレッジ
学長 新倉亜希
アーユルヴェーダ相談会&学校説明会(無料:来校またはzoom オンライン)