2020.6.23 火曜日
アーユルヴェーダと食事
「健康食」ワードで惑わされない!健康食あるある
Withコロナ時代には、今までにもまして、健康食がブームになっています。
ですが、特に気を付けなくてはいけないのが、「自分に合っている健康食か?」ということなのです。
栄養価が高かろうが、その食品の性質が自分の性質と同じ作用を持っていたら、体調をより悪化させる可能性があるということを知る必要があります!
当アーユルヴェーダサロンthe villasのお客様も、テレビや情報には敏感で体に良いと言われるものは全部やっているので健康には自信があります!
といいつつ、かなり不調の症状を持ち、サロンを訪れます。
いわゆる「健康法迷子!!!」
よくありがちなのが、
温活ブームに乗った「ショウガ」、栄養価の高い「にんにく」、体の良いとされる「お酢」
朝の健康「バナナ」「ヨーグルト」など。
どれも栄養価を考えたら素晴らしいものばかり!
でも、それだけで自分が摂取するのはダメなんです。
なんで誰もがとっても良いものではないのかを、アーユルヴェーダ的に解説します
まず「ショウガ」「ニンニク」
これは温活や消化力や痛みのケアにはとても良いものです。
ですが、熱性がとても強いので、もし自身が多汗、皮膚疾患、出血しやすい、軟便になりやすいなどの症状があった場合は、逆に悪化させてしまう可能性があります。
そして「お酢」
これは毎日の20ミリくらいとか敢えて毎日摂取されている方もいると思いますが、
こちらも酸味が強くなり、刺激がつよく、上記と同じように、多汗、皮膚疾患、蕁麻疹、口内炎、ヘルペス、胃腸炎などになりやすい人が毎日のように摂取すると悪化をする場合があります。
そして朝の美味しい「バナナ」と「ヨーグルト」
まず、バナナは冷性で甘味で、粘着性の性質を持つので、太りやすい人、むくみやすい人にはあまりお勧めではありません。
また、ヨーグルトは腸に良いということはありますが、非常に重い性質の食べ物で、消化に重く、もし夜などに食べていたら未消化になりやすい食べ物です。
アーユルヴェーダではヨーグルトは水で薄めて、いわゆるラッシーのような感じにして活用します。また上記同様、太りやすい人、むくみやすい人にはお勧めではありません。
自身の体の状態に合わせて食べ物を摂る
テレビやネットの情報は全員に対して書いてあるもの。
個々人の体質や体調は加味していないため、よかれと思って全て取り入れるのは、結局何が自分に合っていて、悪かったかを見極めることができません。
情報過多な時代だからこそ、自分に必要な質の食べ物を知り、自分の消化力に合わせた適正量の摂取をすることが、エサにならない食べ方になります。
今、口に入れたものが、明日の寿命を作る
多忙だからと言って、腹を満たすだけのエサのような加工食品、冷凍食品、電子レンジでチンするもの、缶詰などを取り続けていると、健康長寿は期待できません。
粗食でも、新鮮な米や野菜を作りたてで自炊し、よく噛んで、自分の明日の寿命をチャージするような毎日の食事の積み重ねが大切です。
また、健康番組に振り回されて無駄に高いサプリや、健康食品も、自分の体にあっているのかをまず知ることが大切
病気の原因は無知である
アーユルヴェーダの経典にある言葉です
その通りだと思います、だれでも最初は知らない情報が多いですが、正しい情報をゲットし、
正しく活用することが、健康食となって、元気な肉体・精神・魂のリソースとなっていきます
アーユルヴェーダビューティーカレッジ
学長 新倉亜希
アーユルヴェーダヘルスコンサルティング(食事療法やハーブ療法のアドバイス)↓
https://www.ayurveda-beauty-college.com/salon-menu/
アーユルヴェーダ学校説明会(来校&オンラインzoom)