2020.5.11 月曜日

アーユルヴェーダ沖縄

アーユルヴェーダと沖縄

インド発祥のアーユルヴェーダを考察・実践するのに最も適した場所は沖縄であると考えています

実際、インドで数年修行し、処方となるようなハーブの知識、また包括的に健康を考える日常生活の習慣や自然のリズムにあわせた生き方などを

重ね合わせると、自然に行っているのが沖縄地方だと思っています。都市ストレスからの解放、デジタルデトックスからの解放の為にもアーユルヴェーダ沖縄の存在はこれからとても大きいと思います。

そのため、当校でも気候も健康への考え方も酷似している沖縄にて東京校とは別に、アカデミーとしての沖縄校や体質改善の為のリトリートセンター、沖縄アーユルヴェーダハーブ農園を作り、身土不二の考えをもとに日本でのアーユルヴェーダ実践をしています。

沖縄はかねてより、おばあの知恵という先祖が行ってきた日常の体験知による健康法があり、また“命薬(ヌチグスイ)”という考え方が、

食べるものはすべて医食同源で体と心の薬になるという概念があります。

 

沖縄はアーユルヴェーダ処方の宝庫だった!

アーユルヴェーダで処方として使われるターメリックなども“ウッチン”とよばれ、毎日の食卓のウッチン茶として、免疫をあげたり消化を促進しながらの食べ合わせの概念に一役かっています。

また、それ以外にも、ハイビスカス、サンゴ、島胡椒、アロエ、ゴーヤ、冬瓜、島野菜、島ハーブという同じものが、インドアーユルヴェーダでは医師によって処方されます。沖縄では日常に摂られているものばかりです。沖縄では先人の知恵が台所薬局として培われ、現代に継承されています。

また笑いや踊りの哲学もあり、また“もあい”を始めとする人間関係の横つながりも精神衛生力を高め、健康長寿の一環を担っています。

健康長寿を学ぶエリアとして、世界で有数な「ブルーゾーン」にも指定されているのが沖縄でもあります。

アーユルヴェーダビューティカレッジではインドのアーユルヴェーダの考え方に基づいて、日本人が活用しやすいように、沖縄メソッドを導入し、

インドの風習や食べ物独自のものではなく、アーユルヴェーダを軸に沖縄の植物や食べ方をモデルとしたアーユルヴェーダ沖縄コンセプトを打ち出しています。

人間が健康になるためには、無形資産も重要なカギ

 

家族、知識、健康、活力(基礎体力・感情老化しない・脳の活力)といった無形の資産のバランスをとることが必須。

とくに活力資産と考えられる、人に幸福感をもたらし、やる気をもたらす資産は、仕事においても人間関係においてもやりがいや生き甲斐をもたらす重要なファクト。

それは肉体的・精神的・魂的のバランスによってもたらされます。アーユルヴェーダではそれらを原点回帰として自然療法の一環で行う術を示しています。

また、沖縄では、琉球のいにしえの文化である、人との関わり、自然の食べ物、自然に触れる環境、助け合いの精神などは、今後の未来に必要なツールで、

沖縄では昔から自然とアーユルヴェーダを行ってきたこととなります。

日本人である私たちが、学ぶべきものは、インド発祥のアーユルヴェーダの軸をしっかり継承しながらも、沖縄モデルのような、食べ物や風習をはじめ、日本の風土の中で私たちが日常に再現可能になるようにモディファイしたものを活用していくことが、これからの未来を生き抜いていくサバイバル法になっていくだろうと思います。

 

アーユルヴェーダビューティカレッジ

沖縄講座はこちら↓

沖縄アーユルヴェーダ