2020.3.23 月曜日

アーユルヴェーダを仕事にするには

アーユルヴェーダでは世界で活用されている健康の知恵

アーユルヴェーダは人間の身体、心、魂に関する永遠の真理への深い理解に基づいた古代哲学であるので、近年、アジアのみならず、欧米にても広く活用されています
グーグル本社などもアーユルヴェーダやヨーガを社員研修に盛り込んだりされています。
今の健康を維持する方法のみならず、不調の時にどうやってバランスを取り戻せばよいかの知恵も教えてくれます。

3つのバランスを整えることにフォーカスしたビジネス展開が可能

特にアーユルヴェーダでは、“肉体・精神・魂”のバランスと考えるので、
“肉体”の不調を扱う医師の方にとっての治療の一環に活用したり、マッサージとしての治療やエステサロンでの取り組みも可能です
“精神”のバランスを取りあつかうところではメンタルカウンセリングや、産業医のコンサル、健康経営ともに活用されたり、ヨーガ実践者が付加価値に取り入れることも可能です
“魂”のバランスを取り扱う点では、お寺などでの心の浄化や正しい生き方への取り組みとしても活用できます
アーユルヴェーダは、生きるための全般的な長寿の知恵になるので、“病気”を診る西洋医学とは異なり、“病人”をまるごと診て、包括的に精神・肉体・魂のバランスを食養生、ハーブ、生活習慣の是正によって、健康へと導きます
そういう意味では、“食養生”の観点から、レストランの健康メニューにアーユルヴェーダの考え方を取り入れるフィールド、“ハーブ”として既存の農家や新しいハーブ施設への展開などへの活用できます

インドのアーユルヴェーダは基本的には医学として病院にて行われているものですが、考え方と活用すれば、日本ではエステサロンでのトリートメント以外にもとても多様性のあるビジネス展開が期待できます

アーユルヴェーダエステサロンとしての開業

ただ、資格取得者の中で最も多いのはエステサロンの開業が最も多いのは事実です
この場合、アーユルヴェーダという施術のゴールが、身体の排毒なので、きちんと通うと病気になりにくいという傾向があります。実際にインドでも、治療目的ではなく、インド各地から、年に数回定期的に心身の排毒を目的に定期的に入院されアーユルヴェーダを3種間から1か月ほど受ける方も沢山います。
日本でのビジネス展開が医師ではない限り、治療ができないので、日本のエステサロンでは、
デトックスなどを中心に、定期的に通って頂いている方が多いです
その点では、アロマセラピーなどのリラックス系のトリートメントは、リラックスが必要な時に通われる形態が多いですが、アーユルヴェーダはgymに通うように、定期的に排毒をしに、通われる方が多い気がします。
その理由は、アーユルヴェーダは専門知識のあるセラピストがその日の体調のコンサルテーションをしっかり行い、それによりオイルも必要なものを使い、食事療法やハーブなどのアドバイスができることで、お客様の結果がでやすいトリートメントだからであると思います。

他の健康法とは格段の差がでるアーユルヴェーダのケア

なぜアーユルヴェーダの健康法が、5000年の時を経て現在もなお、世界最古の医学が、
現代社会でも広く活用されているか、年齢、性別、国籍を問わず実践されているか。
あのブッダもアーユルヴェーダの医師“ジィーヴァカ”より健康を管理してもらっていました。
アーユルヴェーダ医学の素晴らしい特徴は明瞭な“体質”という3つの指標があることです。
現代医学では、症状により処方されるので、だれにとっても同じ症状であれば同じ薬がでるはずですが、アーユルヴェーダでは人間は大きくは3つの体質に分かれているとされ、
仮に同じ不調の症状が起きても、起きてしまった原因が体質別に分かれて考えられるので、
よりパーソナライズ化した、病人そのものに寄り添ったオーダーメイドなケアを行います。
例えば、皮膚の薬であれば、一般的なオロナインはちょっとした傷口には効くけれど、内部からの炎症の皮膚疾患には効きません。同じ皮膚疾患でも原因が違うからです。
だれにも良いと言われる薬はだれにも効かないの裏返しの時もあります
アーユルヴェーダではより、なぜその不調が起きたのかを、体質別に詳しく診ていくことで、
早期の回復や再発防止にも寄与しています。

そういった意味では、アーユルヴェーダの“体質論”というのを、様々なフィールドでビジネスとして活用していくことも可能だと思います

アーユルヴェーダを活用したマルチな事業展開を考える

当校であるアーユルヴェーダビューティカレッジではアーユルウェルネス株式会社が母体となり、アーユルヴェーダを軸に8つの事業展開を行っています
多くの社員は抱えず、一つの考え方をもとに、コンテンツ展開する事業スタイルです。
今後、世の中が多様化していった際、サロンを軸に、その人にあった仕事のスタイルをマルチ展開できるように、繁忙期や閑散期に影響を受けにくいビジネス展開を経営学として、授業カリキュラムの中でお伝えしています。通常のエステサロンは1年で70%が倒産するといわれている中で、いかに1年を通して安定的な仕事供給を行えるような経営のノウハウはとても大事です。

開業を意識した学校選びのポイント

どこのスクールも開業できますという所は保証している授業内容が多いのですが、正直開業は誰でもできます。
大事なのは開業をしてからの経営ノウハウとセンスを開業前に培っておくことです。
当校ではアーユルヴェーダの専門的な知識は勿論なこと、卒業後に経営のノウハウも蓄積して、かつ、開業直後からがスタートととらえ、サポートシステムがあることが、本当の開業支援を行っているスクールと考えています
私見ではありますが、アーユルヴェーダ開業コースといわれるカリキュラムのほとんどが、スタートアップ(開業まで)の内容になり、あとは、自分次第ということになると、
長期に渡るビジネスの維持は当然難しいと言えます。
学長自らが自分の乗り越えてきた道、また事業展開の奥義を生徒さんに見せ、誰でも再現可能な状態にまで持って行ってあげることが、開業コースとして本物といえます。

当校には沢山のインドアーユルヴェーダ医師も生徒さんとして在籍したり、西洋医学の医師も経営コースとして通学されています。それはどんなフィールドの専門家であったとしても、経営するというのは違うスキルや知識を駆使しなければいけないからです。
ですので、これからアーユルヴェーダを仕事にすると考えている人は、学校のカリキュラムをもって卒業生がどのように活躍し、また運営側がどんな事業展開をしているか、ビジョンをもって、アーユルヴェーダの仕事を展開しているかによって、学校選びのポイントにもなります

健幸を維持しながら幸福に仕事を行う働き方改革

アーユルヴェーダを仕事にして、今の人生が120%幸福になりました。
自身が毎日アーユルヴェーダを実践することで、以前とは格段違う健康を手に入れました。
アーユルヴェーダの“健幸”は肉体のみならず精神の幸福感も含みます。
私も以前のアメリカ証券会社に勤務中は肉体も精神も消耗し病み、メニエールになったことで、アーユルヴェーダで完治したことで現在の仕事に至るのですが、
8か月オフがなくてもとても健康で満たされています。
大好きな事を仕事に、好きな場所で、好きなタイミングで、好きな人たちを選びながら、自分の意志を尊重した働き方改革ができるのが、アーユルヴェーダを仕事にするメリットです。
これからの長い人生、仕事は自分の意志で決めて、結果を出す。
これを繰り返していけば、不健康になるわけがありません。
ぜひ、アーユルヴェーダを人生の羅針盤として学び、取り入れてみてください

アーユルヴェーダビューティ―カレッジ
学長 新倉亜希

アーユルヴェーダについてのご相談、学校説明会はこちら。
オンライン学校説明会も開催中
https://www.ayurveda-beauty-college.com/apply-school-briefing/