2023.5.16 火曜日

アーユルヴェーダの基礎

アーユルヴェーダの基礎

アーユルヴェーダの基礎は、
“相手を観る”
これにつきます。

マッサージの手技、ハーブ利用、オイル
だけがアーユルヴェーダではありません。

オーダーメイド医療ゆえに、
「相手を良く観る事」です。

まずは問診から入りますが、
問診終わり、涙する方、人生観が変わったと言う方、問診だけで満足されて明日からリスタートできる方。
沢山います。

実技の授業や補講をしているときに、
何も聞かずに「先生カパオイルですよね?」
「前回何のオイル使いましたか?」
と聞く方が一定層います。

基礎コース最初にお伝えしましたが、いかに相手に質問して、今日の相手の状況をみてオイル選びもしなくてはいけない。

そもそも目の前にいるお客様、施術対象者に興味がなければ、アーユルヴェーダセラピーはしていけないのです。

アーユルヴェーダでは必ず、相手の状況を洗い出し、顔色、皮膚状態、髪状態、話し方、目の輝きなど、相手をひとまず視診して、更に問診です。

病院では、ここだけで、1時間かけます。
だから、再発防止、や予防が可能です。

アーユルヴェーダセラピストになると言うことは、自分にしか興味が無いの人ではだめで、常に相手に興味をもち、分析する力が必要です。

どんなにマスクしても、猫被っても、
その人の本質を見極める力が、アーユルヴェーダセラピストには必須です。

ただアーユルヴェーダオイルつかって、
マッサージをしているだけでは、
アーユルヴェーダ風マッサージです。

アーユルヴェーダは、
人間をより見抜く経験医学。

本人が自分に迷子になっていても、
どんなに作り上げた自分像をしょっていても、こちらが本質を見抜き、
この人にはこれが必要と言うベストプラクティスをプロとして提供するのがアーユルヴェーダセラピストです。

セラピストとは、マッサージする人と言う意味ではありません。

セラピーをする人全般です。
どんな職業についていても、
アーユルヴェーダセラピーを行えば、
アーユルヴェーダセラピストです。

時間のない方
きちんと相手の内側を見ようとしない方
は相手を把握できないので、
アーユルヴェーダはできません。
表面的なアーユルヴェーダはできても、
真髄のアーユルヴェーダはできない。

みな忙しいし、
タイムパフォーマンスを大切にする現代人にはアーユルヴェーダは真逆です。
だからこそ、必要。

相手をきちんと見て、倫理感すら説き、
辛抱強く相手が心を開くまで待ち、
気づいてもらい、
丁寧な食事や生き方の指導をする
これがアーユルヴェーダ。

自身もアーユルヴェーダ的なマインドになっていなくてはいけない。

私もアーユルヴェーダをはじめて、たったの17年ですから、修行中の身です。

みなさんも、表層的なアーユルヴェーダであれば、いつか淘汰されます。
本質的なアーユルヴェーダを提供できる人になってほしいです。

授業中は、私から個々に沢山の事は伝えられませんが、
アーユルヴェーダとは何か、
この人はどんな人なのか
なんでこの人は不調なのか、
本来あるべき姿から乖離していないか、
その原因は?
などを追求してみてください。

 

上記は当校の生徒向けページに投稿した内容ですが、これから学びたい人にもむけて、学長として、どんなアーユルヴェーダセラピストを育成したいかを知って頂けたら幸いです。

表層的なアーユルヴェーダ、マッサージ手技、を学びたい方は、当校ではないかもしれません。

真のアーユルヴェーディストの育成に力を入れています。

 

アーユルヴェーダビューティーカレッジ

学長 新倉

https://www.ayurveda-beauty-college.com