2022.4.18 月曜日
スモールビジネスのイノベーション
ヘルスケア&美容サロン専門の経営コンサルタントの新倉です。
最近、世の中の情勢を把握するために、街歩きをしています。
コロナの蔓延防止は解除されたものの、目につくのが、とにかく「閉店」「テナント募集」の文字。
私は趣味が物件探しでもあるので、よく見て歩いているのですが、すごく良い角地や、ガラス張りの素敵なテナントでも、かなり長い間借りてが見つかっていないようです。
居ぬき物件とかの情報も見ていますが、SOLDになっているのは、比較的価格帯がお安めのところだけ。本当に驚くばかりこの数か月、とくにこの1-2か月で情勢や人々のマインドが変わった気がします。
ウクライナ情勢や北朝鮮情勢などの毎日の心が暗くなる情報、コロナや地震のニュースばかりで、自分の気分を立て直そうにも、なかなかマイナスに引きずらせてしまいますよね。
ですから、情勢は確認するのみにして、テレビは見ないようにしています。
そんなせいか、周りでもあと少しのビジネス転換を行えば、既存の事業がもっと上向きになるのに、、気分が閉鎖ぎみになり、どうしても方向転換へのチャレンジできなかかったり、相談できなかったりでお店を閉めてしまう件を最近よく見ます。
確かに、暗いニュースばかりで、上を向いて挑戦する気になれない気持ちもわかります。
でも、こういう転換期は実は、だれもが0ベースに戻るので、大手企業でさえ、ビジネスモデルの転換を余儀なくされています。むしろスモールビジネスからのスタートの方が、
小回りが利きやすく簡単にビジネス転換が可能です。大手はたくさんの役員の決裁を経て、押印の果てに新規ビジネスに挑戦することになるので、イノベーションのジレンマと言われる、体が大きいからこそ、既存の事業から離れられず、イノベーションができないで、時代のニーズから出遅れてしまうわけです。
私もスクール生のほどんどが個人事業主を目指しているひと、または零細企業を目指している人なので、こんな皆が転換の時期にはむしろチャンスであるとお伝えしています。
ビジネスはほぼ発想力と、イノベーション力、そしてその市場のニーズがあるのか、そして自分はどこのポジションを取りに行くのか、などを明確にすれば失敗はありません。
また、失敗したとしても、身一つなのですぐにまた方向を変えればよいだけです。
日本の経済も縮小ぎみで、アメリカ同様、ジョブ型雇用に進んでいく傾向があります。
そうなると、何時間会社で過ごしたか、ではなく、能力制になります。
また、昨今のニュースでは、日本でも週3日制を取り入れる大手企業も出てきました。
これは、週3日間だけ働くということです。
ただ、これをどうとらえるかというと、週3日を働き、その残りを起業して副収入を増やすのか、または時間を持て余し、ぼーっとするのかで、将来の資産も変わってきます。
政府は、義務教育の中にも投資の勉強の時間を入れたり、週3制度にしている背景を考えると、将来国政は厳しく、自分でなんとか稼いでください、という警告でもあるのです。
ただ、市場は勘がよい方で回っているので、今からそれに気づいて動いている人が、実際にジョブ型雇用で週3になってもうまく副業で食べていけますが、皆がやってから、とゆっくり構えている場合は、すでに市場が飽和になり、何をしてもラガードと呼ばれる、決定が遅く、新しいビジネス層はすでに参入しても手遅れな人達になってしまいます。
私もアーユルヴェーダというセラピスト養成スクールの中で、開業支援はしていますが、
本当に私でできるのかしら、少しのお金でも投資はしたくない、、と二の足を踏んでしまう人は、なかなか起業に結びついておらず、むしろせっかく学んだ知識も自己の健康投資にはなりますが、それを軸にビジネスをして学費を取り返すようにはなっていません。
こんな時代だからこそ、チャンレジが怖いのはわかりますが、そこにずっといることがむしろ怖いことで、もちろん今の仕事はキープしながらも、まず、他の可能性を探ってみるということはされてみるとよいと思っています。
また、生き甲斐ややり甲斐のある働き方をするにも、新たなチャンスの時期。
最近では30代の仕事への目的は、大企業を選択する訳ではなく、自分がやりたい事をやれるか、で判断するようです。
そして同じく、週に何日働きたいかは、2〜3日と言う方が大半です。
その為には、どう自分の好きな事を生かしマネタイズできるか、が鍵となります。
また、30代後半男性の所得平均中央値は350万、女性は270万円とあるので、副業なども視野に入れると金銭的な満足度が上がると思います。
仕事を辞めるのは大きな心の負担になるので、それを捨てずに、週末などで、自分がもし、この仕事ではない場合、今まで持っているスキルでマネタイズできることはないか?
を考えてみるとよいですね。
今は、小さなネットショップもWSもオンライン上でできますし、対面でも週2日間あればいくらでもビジネスに繋がります。実は私は、そのアイデアを考えている時間こそが、至福でご褒美時間なくらいです。いったん、起業してしまい「やり方」がわかれば、どの事業においても生かせます。
これから先行き暗い未来に、今どう動くか、で将来が変わります。
動き癖、起業癖、常に新しいビジネスを考える癖、とても大切です。
私は、ヘルスケア業界で17年ビジネスを8事業にわたり展開しています。
スクール運営、サロン運営(3店舗)ホテル運営、農園運営、ツーリズム、商品開発&販売などです。一連のバリューチェーンを少人数のスタッフで回すことができています。
ですから、このようにちょっとのアイデアや挑戦で、お店をたたまなくて済むように、
今までの経験値でサポートをするコンサル業を、今までは当校の生徒さんのみに行っていましたが、一般公開もしたいと思います。
私の大好きな美容院、雑貨屋さん、エステサロンが地元自由が丘でどんどんなくなってしまっています。
どう付加価値をあげるか、業務展開をするかなどのコンサルテーションが可能です。
もし、ご興味ある方は、お問い合わせください。
アーユルヴェーダビューティ―カレッジ(経営コンサルの件とお書きください)
info@ayurveda-beauty-college.com
【スモールビジネス経営コンサルテーション(美容・ヘルスケア)】全てzoomオンライン開催
◆1回のみ:60分 10000円
・現状の問題点を客観的に把握します
・現状の中で何も変えずにどう業務改善したらお客様がつくのかを把握
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◆サブスクリプションコンサル
月額3万円
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・既存の事業にどう新規なコンテンツを乗せてイノベーションをすればよいか提案
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・具体的に新メニューの書き方、SNSなどに発信する文言のアドバイスなどを行います
まずは、現状を把握する、小さいながらでもスモールイノベーションを起こすための、
1回のみのコンサルからがおすすめです。
負のサイクルに入ってしまっていると、なにがいけないのか見えにくいものです。
客観視し、シナジーがあるものでスモールイノベーションしながら売り上げに繋げていければよいですね。
◆スモールビジネス経営コンサルタント(ヘルスケア&美容専門コンサル)
新倉亜希
アーユルウェルネス株式会社 代表取締役
アーユルヴェーダビューティ―カレッジ 学長 東京本校・沖縄本校
アーユルヴェーダサロン「the villas」自由が丘店 ・沖縄店「the birth」横浜元店 オーナー
内閣府認定 日本アーユルヴェーダ協会理事
アーユルウェルネス協会 代表理事
国立大学 琉球大学 非常勤講師
Chakrapani Ayurveda clinic& research center INDIA認定アーユルヴェーダヘルスコンサルタント
University of Wales Trinity Saint David MBA(経営学修士)
主な著書:「夢をかなえるアーユルヴェーダ」BAB出版 ※今年7月に新著書発売予定
定期コラム: ヨガジャーナルオンライン、アロマトピア、月刊セラピスト、女性セブン(介護セブン)
コンセプト監修:ラグナガーデンホテル様(沖縄)ホテル宿泊プラン、長生薬草本社様(沖縄)新商品開発、農園監修、みやざと製菓様 新商品開発(沖縄)JTB様 ツーリズムプラン開発 他
ヘルスコンサルタント:世界マスターズ陸上金メダリスト 譜久里武氏のヘルスコンサルタント