2021.3.8 月曜日

アーユルヴェーダセラピストになるために

アーユルヴェーダセラピストになるために



アーユルヴェーダはオーダーメイド医療と呼ばれており、
アーユルヴェーダでは体調改善のソリューションをすべてドーシャ(ヴァータ・ピッタ・カパ)と呼ばれるその日の乱れた体調をもとに最適化されたオイルの種類、マッサージ圧、スピードなどを変化させながらマッサージを行っていきます。
そのため、毎回、お客様にとってセラピスト自体も自身の施術を最適化しなければいけません。
そうはいっても、セラピストも人間ですから、自身のもともと持つドーシャ傾向があります。
そのため、仮に皆に同じ施術を行ったとしてもお客様のドーシャのよっては、提供されたマッサージが速すぎる、遅すぎる、強すぎる、弱すぎるなどの体感が変わることも事実です。

ですから、お客様のドーシャを見極めて毎回施術を合わせていくことが一番大事なのですが、自分のドーシャ傾向というのは、そんなに大きくは変わらないので、自分の傾向や特徴にあったお客様を最初から集めておくというのも価値提供としては大切かもしれません。

セラピスト自身の体質の傾向を知る

マッサージにでる影響


■ヴァータ傾向値が高いセラピストのマッサージは
スピードが速くなりがちで、圧が弱いマッサージ

■ピッタ傾向値が高いセラピストのマッサージは
圧が強く、シャッシャと激しくなりがちなマッサージ

■カパ傾向値が高いセラピストのマッサージは
ゆっくりとした、やわらかいマッサージ

というのも、もし仮にヴァータが高いお客様がいらした時にピッタ傾向のセラピストが施術した場合、お客様にとってはかなり、圧を強く感じてしまい、激しさを感じるかもしれません。


せっかく上手なマッサージを提供していても、相手のドーシャによっては、違和感を感じてしまう場合もあるので、セラピスト自身が自身のマッサージの傾向を知ることによって、集めるお客様のセグメントを自身の特技を生かせるお客様に集まってもらった方が、
双方にとって良い結果をもたらします。


もちろん、セラピスト自身が相手のドーシャに自在に変幻してサービス提供できることが基本ですが、学長として沢山のセラピストを輩出してきた傾向をみると、
やはりヴァータ体質のセラピスト、ピッタ体質のセラピスト、カパ体質のセラピストで、マッサージの傾向が違います。

カウンセリングに出る傾向



アーユルヴェーダでは、必ず施術前に、カウンセリングと施術後にアドバイスの時間を設けています。
こちらにもセラピストの傾向値が反映します。
例えば、ピッタ傾向のセラピストは応援型なので、頑張れ、頑張れと応援してくれるでしょう。今の自分をどうにかしたい!!改善したい!と思っているお客様には最適なセラピストで、気づきを沢山与えてくれるでしょう。

カパ傾向のセラピストはサポート型なので、黙って静かに聞いてくれます、自分ももうこれ以上頑張れない、とにかく聞いてほしい、メンタルの排毒したい、癒されたいというお客様には最適なセラピストです。

このように、マッサージのみならず、カウンセリングに至るまで、セラピストも傾向値があるので、自分を必要としてくれるお客様も集めてくることが良いですね!
双方に欲するものを手に入れられる貴重な時間になります。

セラピストの特徴が生かせるお客様の集め方

当校の直営サロンでは、セラピストが何人かおりますが、セラピストのドーシャ傾向値によって、、マッチするお客様の担当を決めています。
そうすると、相性も抜群で、やはり双方にとって満足のいく結果になっています。

個人でサロンを開業していく場合は、自身が毎回相手のドーシャに合わせて変幻するよりも、HP上などでも、どのような人を対象に、悩みの改善をしていきたいのかを明確にしておくことで、自分の特技が生かせ、自身の生かせる知識を存分に生かせるお客様を集客できます。

このように、アーユルヴェーダを学ぶことによって、相手のドーシャのみならず、自身のドーシャも見極めて、サービス提供することがとても大事になります。

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アーユルヴェーダビューティーカレッジ
学長 新倉亜希

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